ハーブ酒と言ってもかなり多くの種類があります。今回はヴェルガモットに絞って2種おすすめ紹介します。
ヴェルガモットはワインにハーブを漬けて造られるハーブ酒です。大きく分けて白ワインで造られるビアンコと赤ワインで造られるロッソに分かれます。フランス・イタリア・スペインがヴェルガモットの3大産地、だと思います。多分…。
昨今名酒と言われるヴェルガモットの終売が続いてるのが残念でなりません。
低価格帯でよく知られてるのがチンザノでしょう。聞いたことある人も多いはず。
安いから美味しくないわけではなく、個人的にヴェルガモットは保管方法(温度)が大事で、美味しく飲むには値段よりそこかなぁと思います。ワイン同様、白は冷やす赤は常温という考え方もありですが、絶対ではなく、赤も冷やした方が美味しく飲めるヴェルガモットもあります。味の濃厚さやハーブ香の強弱で常温保管か冷蔵か判断すればいい思います。そこは個々の好みです。ストレートやロックで楽しむなら常温でもいいし、カクテルとして混ぜる専用なら冷やしておいた方がいいし、香りを楽しみたいなら常温、キレを出したいなら冷蔵、そんな感じでそのお酒の特徴に自分の好みを重ねて保管方法を考えるのを勧めます。
まずはこちら。
『ドラン・ドライ / スイート』
ドランは味わいはスッキリ目ですが香りが豊かでとても上品なヴェルガモットです。
ドライマティーニを僅かなドランドライで作るのは超オススメ。もちろんストレート・ロックもおすすめです。冷やしても常温でもどちらも楽しめます。ワイングラスを使ってドランドライのソーダ割りをトワイスアップで飲むのもオススメ。女性に勧めたい上品なヴェルガモットです。
お次はこちら。
『カルパノ・ドライ / クラシコ』
カルパノと言えば『アンティカフォーミュラ』が一番有名。ヴェルガモットの女王と言っても過言ではないんですが、残念ながら終売…。今後入手は困難になるでしょう。
でもカルパノはドライもクラシコもかなり美味しい。ドランとは反対にドッシリした味わい。クラシコとライウイスキーを合わせたマンハッタンは相性抜群。マンハッタンならカルパノ一択かなぁ…と思うくらい。
個人的には常温保管がオススメ。ドライは冷やしておく方がいいかも。でもクラシコは常温で赤ワインを飲むように楽しんでほしいです。それと、カルパノはハーフ&ハーフのロックもめちゃくちゃ美味しいです。
ヴェルガモットはハーブ酒です。すなわち薬酒。自律神経乱れて睡眠不足だったり、肌荒れしてたり、女性の生理時、ストレスでメンタルダウン時、そんな時にヴェルガモットはおすすめです。ほんとに気持ちが和らぐし、身体にいいお酒を飲んでいるという気分が罪悪感も取り除いてくれます。
色々飲んだ最後の〆に甘いお酒を飲みたいって時にヴェルガモットのスイートを飲んでぐっすり眠るってルーティンも健康的でオシャレな飲み方。
あまりヴェルガモットを飲む男性は少ないですが、これからは男性にもどんどんオススメしたいと思ってます。
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