北千住のバー ROCK BAR 7th-chord｜ ゴルフスイング理論/シャローイングの必要性・クラブは倒すべきか否か/後編

後編です。

前編の説明だと、レイドオフこそ正義！みたいになっちゃってるけど、全然そんなことはありません。レイドオフスイングが誰にでもフィットするわけじゃないし正解でもないですからね〜。

アマチュアゴルファーはシャフトクロスを避けた方がいいと言われがちですが、確かにデメリットや対応は増えますが、でも仮にシャフトクロスしてたとしてもクラブを倒してシャロープレーンに乗せられれば何も問題なしです。正しく行えればむしろトルクを目一杯得られるというメリットもありますからね。

自分にマッチングしてない違和感のあるバックスイングだと、ゴルフの肝と言える『脱力』が上手く出来ず、力んだり緩んだりで、ダウンスイング時にヘッドの重み・存在を感じ取れなくなります。

とにかくまずは一番身体と相性のいい上げ方を確立させ、そのあとに自分のスイングはクラブを倒すべきか・必要ないかに対応しましょう。

実際私も自分に合うバックスイングに悩み続け苦労しました。どのタイミングで腕を回外させるかに神経質になり、バックスイングと切り返しのイメージをなかなかマッチングさせられませんでした。

私が理想のトップ位置を得る為に始動から意識、厳守してることをまとめてみました。そしてこれはクラブを倒す動作が必要なスイングには必須動作だと考えてます。参考になれば嬉しいです。

♦️肩の縦回転

🔹ウィズとデプスをワイドに取る

飛球線と反対方向(ウィズ)と、背中側の奥行き(デプス)をワイドに取ること。

🔸左手は軽い掌屈かフラットで7割トップを意識

🔷グリップと腕を脱力し、腕を回内外させ体軸に対して90度にする意識

♦️下半身でリードするが、手元は脱力したまま背中側に留めておくよう粘る(左右の反作用)

⚠️肩が横回転で上げてしまうと起き上がり前傾が崩れ体軸は地面に対して垂直に近付きます。これはクラブを倒す際の最もな弊害になります。

⚠️力や手首だけでクラブを倒そうとしないこと。脱力＋腕の回内外＋左サイド下半身リードが合わさりナチュラルにクラブが倒れます。

『まとめ』

今回レイドオフとそうでないスイングに分けて話しましたが、それはトップの段階でどんな形か、という話です。

⭐️トップの段階ではレイドオフじゃなくても、クラブを倒しシャロープレーンに乗せる準備が整った時、それはレイドオフの形だということを理解して下さい。

そのポジションを予め取るか、倒す動作を挟か、の違いです。

適正とされる入射角にするには当然シャロープレーンで緩やかにインパクトゾーンへ入れる必要があり、それはどのスイングタイプでも同じです。

そしてクラブを倒す動作はスイングタイプによって必要だったり不必要だったりで、どちらも正解で間違いじゃありません。

どちらにもメリットデメリットがありますから、トップの段階でヘッドがどこを向いてるのが気持ちいいか、いつどれだけ腕を回内外させるのが心地良いか、で自分のバックスイングを確立させましょう。⚠️切り返しありきのバックスイング作りではありません。バックスイング作りあっての切り返しと考えてスイングを作ってみて下さい。

レイドオフとそうでないスイングでは切り返し後の前倒しのタイミングも変わってきます。その辺はまたいつか説明しようと思います。

長文駄文失礼しました。

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佐藤信太郎

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